藤枝子供連合委員会
委員長佐野孝洋

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現代社会ではＷＥＢ環境の進化により、老若男女問わず様々な情報収集や発信、娯楽を身近に楽しむことが出来るようになりました。便利なスマートデバイスですが、多用につながると有限な時間のなかで大人と子供の対話が気薄になる恐れがあります。特に成長期である子供たちにとって、対話の機会の減少は自身の想いや考えを伝えられない、相手の想いを理解しにくくなる可能性が出てきます。このような社会の現状を見つめ直し、私たち大人が自分自身と子供たちのことを知り、子供たちにも大人のことを知ってもらい、互いに理解を深めていく必要があります。
　当委員会では、藤枝青年会議所メンバーと地域の子供たちが相互理解を深めることを目的とします。
　そこで、２月例会では藤枝青年会議所メンバーに「夢」というキーワードを通して改めて自身の内面にフォーカスし自分自身や現代の子供たちのことを知ってもらう機会を創出します。８月例会では、藤枝青年会議所メンバーと地域の子供たちが、対面で遊びや会話を通して大人に興味が湧く機会を設け、子供たちのコミュニケーション能力が向上することが出来る例会を設営します。
　当委員会の事業を通じて、藤枝青年会議所メンバーが大人としてやるべきことや目標、夢を再確認し、子供たちのことを深く知ることで、より親密な接し方ができる大人になります。また、子供たちは他者の様々な考えを理解し、「話すちから」や「聞くちから」が培われます。そして、大人と子供の相互理解により社会性が育まれた子供たちが他者の想いを理解することで自身の想いを発信していくことが出来るようになり、次代のまちに活力をもたらし、輝くリーダーとして成長することに寄与すると確信いたします。